「もしも」の前に知っておくべき！交通事故の初動対応マニュアル

2025年06月17日

交通事故は、突然訪れます。特に20代以降で交通事故未経験の方にとって、「交通事故」と聞いても、どこか他人事のように感じるかもしれません。しかし、毎日の通勤やちょっとした買い物中でも交通事故は発生します。いざ自分が当事者となったとき、正しい対応ができなければ、後々に大きな後悔や不利益につながることもあるのです。この記事では、交通事故未経験の方に向けて、初動で何をすべきかをわかりやすく解説していきます。

【1】まずは安全確保と警察への通報が最優先

交通事故に遭った直後にまず行うべきことは、自分と相手の安全を確保することです。二次被害を防ぐためにも、車両を安全な場所へ移動し、速やかに警察に連絡してください。交通事故未経験の方が多くやりがちなのが、「物損だけだから」「相手が謝っているから」と判断し、通報しないケースです。しかし、これはNG。軽微な事故でも警察への届け出がなければ交通事故証明書が発行されず、保険対応ができなくなる恐れがあります。

【2】加害者・被害者を問わず保険会社への連絡は必須

事故の大小にかかわらず、加入している自動車保険会社へ連絡することも重要です。これは交通事故治療や物損の修理などを円滑に進めるために不可欠です。事故の相手と個人的にやりとりするのはリスクが高く、トラブルの元になります。交通事故未経験者ほど、「相手に申し訳ないから…」と自分で何とかしようとする傾向にありますが、それは危険です。保険対応はプロに任せましょう。

【3】体の痛みは遅れてやってくる！？早めの医療機関受診を

交通事故直後は緊張や興奮状態のため、痛みや不調を感じにくいものです。とくに「むち打ち」や「打撲」「捻挫」といった症状は、数日経ってから現れることが多く、油断していると後遺症に悩まされることにもなりかねません。
そのため、事故直後は痛みがなくても整骨院などの医療機関を早めに受診することをおすすめします。

上尾市・さいたま市・久喜市で交通事故治療に対応している整骨院では、保険を使って自己負担0円で施術を受けることができ、通院日数に応じた慰謝料の対象にもなります。

【4】整骨院での交通事故治療の内容とは？

整骨院では、むち打ちによる首の痛み、背中や腰の張り、だるさや頭痛といった症状に対して、専門的な手技療法や鍼灸治療、電気治療などを組み合わせて施術を行います。また、交通事故に特化した施術計画を立てることで、症状の早期回復と後遺症予防を目指します。

交通事故未経験の方は「整骨院＝肩こりや腰痛の人が行く場所」と思い込んでいることが多いですが、実は交通事故専門の施術メニューがある整骨院も多数あります。ぜひ事前に地域の整骨院情報をチェックしておきましょう。

【5】事故はいつ誰にでも起こり得る。だからこそ“備え”を

交通事故は一瞬の不注意や予期せぬタイミングで起こります。自分がいくら注意していても、相手が不注意で事故を起こすことだってあります。
特に20代〜30代の運転者は、「まだ事故に遭ったことがない」という人が多いため、事故への備えや正しい知識が不足している傾向にあります。だからこそ、この記事を読んでくださったあなたには、ぜひ“正しい初動対応”を頭の片隅に置いておいてほしいのです。