【むち打ち症とは?】交通事故後に絶対に放置してはいけない理由と正しい対処法
2025年05月25日
交通事故後によく耳にする「むち打ち症」。
一見軽いケガのように思われがちですが、放置してしまうと長期的な後遺症を引き起こす危険性があることをご存じでしょうか?
今回は、むち打ち症の基礎知識から、見逃してはいけない理由、正しい対処法までを詳しくご紹介します。
① むち打ち症とは?
むち打ち症とは、正式には「頚椎捻挫(けいついねんざ)」や「外傷性頸部症候群」と呼ばれるケガの一種です。
交通事故などによって首が強い衝撃を受け、
まるで「むち」がしなるような動きをすることで、首の筋肉や靭帯、関節に損傷を起こします。
発生する主な原因は以下の通りです。
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自動車事故(特に追突事故)
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スポーツ中の衝撃
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転倒による強い首の動き
首は頭を支える重要な部分であるため、むち打ちによって起こる影響は全身に及ぶこともあります。
② むち打ち症の主な症状
むち打ちは、事故直後にはあまり強い痛みを感じないことが多く、
数時間後〜数日後に次第に症状が現れてきます。
代表的な症状は次の通りです。
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首の痛み・違和感
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首が回らない、動かしづらい
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肩こり・背中の痛み
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頭痛
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めまい・耳鳴り
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吐き気・倦怠感
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手足のしびれ
症状が軽いからと自己判断で放置すると、慢性的な痛みや神経障害に発展する危険性もあります。
③ 放置してはいけない理由
むち打ちを甘く見てはいけない理由は3つあります。
【1】時間が経つほど治りにくくなる
初期に適切な治療を行わないと、首周りの筋肉や関節が固まり、血流が悪化。
痛みが慢性化し、なかなか改善しない体質になってしまいます。
【2】日常生活に支障をきたす
首の可動域が狭くなると、運転、デスクワーク、家事などの日常動作に支障をきたします。
また、肩こり・頭痛など別の症状を引き起こすことも。
【3】後遺症が残るリスク
むち打ちは適切なリハビリを怠ると、将来的に「むち打ち後遺症」として痛みやしびれが残るケースもあります。
後遺障害の申請をしても、初期治療の記録が不十分だと認定されにくいのも問題です。
④ むち打ちになったときの正しい対処法
もし交通事故後にむち打ちが疑われる場合、次の流れで対応しましょう。
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必ず整形外科を受診し、診断書をもらう
→「頚椎捻挫」「外傷性頸部症候群」などの診断名が出ます。 -
適切な治療を開始する
→痛みが強い時期は安静にし、回復に合わせてリハビリやストレッチを取り入れます。 -
整骨院でのリハビリ施術も併用する
→手技療法、温熱療法、電気治療などを組み合わせ、早期改善を目指します。 -
症状をきちんと伝え、記録を残す
→痛みや違和感がある場合、通院時に必ず伝え、カルテに記録してもらいましょう。
事故後に痛みが軽くても、最低1回は医療機関で診察を受けることが大切です。
⑤ すぎやま鍼灸整骨院宮原院でのむち打ち施術
すぎやま鍼灸整骨院宮原院では、交通事故によるむち打ち症に対して、
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頚椎周囲の筋緊張をやわらげる手技療法
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血流改善を促す温熱・電気施術
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再発予防のための姿勢指導・セルフケアアドバイス
などを組み合わせ、早期回復と後遺症防止を目指した施術を行っています。
また、保険会社とのやり取りサポートや、病院との併用通院のご相談も可能です。
事故後の不安な気持ちにも寄り添いながら、トータルでサポートいたします!
◆まとめ|「大丈夫」と思っても、まずは診察を!
交通事故後のむち打ちは、油断していると大きな後悔につながります。
「痛みが軽いから大丈夫」「数日様子を見よう」と思わず、必ず早期に受診・施術を開始しましょう。
未来の自分を守るために、正しい対応を知っておくことが何より大切です。
🚗事故後の首の違和感・頭痛・倦怠感でお悩みの方は、
すぎやま鍼灸整骨院宮原院までお気軽にご相談ください!