【治療後の最終ステップ】後遺障害認定の重要性と弁護士連携:適切な賠償を受けるために

2025年10月28日

治療を尽くしても症状が残った場合:「症状固定」と「後遺障害」

 

交通事故治療を続けたにもかかわらず、残念ながら痛みやしびれ、だるさなどの症状が完全に消えずに残ってしまうことがあります。医師が「これ以上治療を続けても症状の改善は見込めない」と判断した状態を「症状固定」と言います。通常、事故から6ヶ月程度の集中治療を経た後、この診断が検討されます。

この「症状固定」と診断された後、残ってしまった症状が「後遺障害」として認定されるかどうかが、その後の賠償額に決定的な影響を与えます。後遺障害の認定を受けることで、慰謝料や逸失利益(将来得られたはずの収入)が大幅に増額され、長期的な生活の補償につながります。

 

1. 後遺障害認定が難しい理由と当院のサポート

 

むち打ち症(頚椎捻挫)によるしびれや痛みは、画像検査では異常が見えにくい非器質的損傷であるため、後遺障害として認められにくい傾向があります。認定を得るためには、治療経過全体を通じた客観的な証拠が不可欠です。

  • 客観的根拠の提供: 当院は、治療期間中、患者様の症状の経過(可動域制限、神経症状の強さなど)を詳細に記録し、ハイボルト検査やエコー検査の結果、神経整体での改善の限界など、症状が残っていることの客観的な証拠を収集します。
  • 専門家(医師・弁護士)との連携: 症状固定後、当院の施術者は医師と連携し、後遺障害診断書の作成をスムーズに進めるための根拠となる情報提供を行います。また、患者様が適切な賠償を受けられるよう、交通事故に強い弁護士事務所をご紹介・連携し、認定手続きをサポートします。

 

2. 弁護士と連携する最大のメリット

 

後遺障害の認定手続きは複雑であり、保険会社との示談交渉は、法律の専門知識がないと、患者様が不利な条件で示談を結んでしまうリスクがあります。弁護士に依頼することで、得られる賠償額(慰謝料など)が「自賠責基準」「任意保険基準」から、最も高額な「弁護士会基準(裁判基準)」へと引き上げられる可能性が高くなります。

  • 煩雑な交渉を任せられる: 保険会社とのすべての交渉を弁護士が代行するため、患者様の精神的なストレスが軽減されます。
  • 費用負担を抑えられる可能性: 弁護士費用特約に加入している場合は、自己負担なしで弁護士に依頼できます。特約がない場合でも、後遺障害認定後の増額分で費用を賄えるケースが多く、結果的に患者様の経済的利益につながります。

上尾・久喜・宮原・土呂エリアで、「症状固定」を迎えそう、または後遺症が残りそうで不安な方は、適切な賠償を受けるために、ぜひ当院にご相談ください。


 

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症状固定後の大切な手続きについて、当院が専門知識をもってサポートします。適切な治療と適切な賠償を両立させましょう。

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