自損事故を起こしたときに、点数は何点減点されるのか?|上尾市

2020年11月2日

上尾市内では交通事故が多く見受けられます。
普段から丁寧な運転を心掛けていても交通事故は誰にでも起こるものです。
もらい事故をそうですが、自分では回避できない不可抗力で事故に遭うケースもあります。路面凍結によるスリップや動物の飛び出しによる事故などです。

交通事故は『人身事故』と『物損事故』と『自損事故』にわけることが出来ます。

上尾市内でも交通事故の知識がある医療機関は少なく、交通事故後にどのような対応をしたらいいかわからず迷子になってしまっている方が多いようです。

人身事故と物損事故と自損事故の違い

人身事故では人の身体や生命にかかわる交通事故のことです。被害者の被害状況に関わらず軽度のケガから死者がでるような最悪のケースまでを、人身事故といいます。

法的処分もあります。

物損事故では、車などが壊れた交通事故のことです。また、車以外にも電柱、ガードレール、信号、フェンスやブロックなどがあります。
また、死者はいない状況でもけが人がいるケースがあります。

法的処分はなく、免許証の点数に影響ありません。

 

自損事故では人や物はきづつけていない状態で、自分の車だけの損害のときのことです。
もちろん法的処分はなく、免許証の点数に影響はありません。

上尾市内では人身事故が人身事故が多いようですが、物損事故や自損事故を起こっているようです。

法的処分について

「物損事故」は違反点数の減点はなく、刑事処分や行政処分の対象にもなりません。

「人身事故」は行政処分(免許停止や免許取消)、刑事処分(罰金や懲役、禁固などの刑罰)、民事処分(損害賠償金の支払い)の3点が科せられます。

ただし、「物損事故」を起こした場合も速やかに警察に通報する必要があります。相手はおらず駐車中のクルマに軽く接触しただけだからと通報をせず現場を離れてしまうと、「当て逃げ」と見なされ、刑事罰が科される可能性があるので注意してください。事故にあった際の警察への通報は義務化されています。

物損事故の場合は、免許証に影響はないため、ゴールド免許を翌年も引き継ぐことが出ます。

注意点として
飲酒運転中の物損事故や当て逃げになってしまうと、免許証に影響が出てくるので注意が必要です。

また相手がいる物損事故の場合は、途中から人身事故に変更されるケースもありますので、ここも注意が必要です。

上尾市内で飲酒運転はあまり聞きませんが、物損事故で『当て逃げ』を行っているケースはよく耳にします。当て逃げは法的な処分がありますので、必ず警察の介入をお願い致します。

簡単にまとめてみたので、皆様の知りたい内容がわかるように、不定期に交通事故に関わる豆知識を更新していきます。