車のドアに指を挟んで、子供がケガをした場合の保険金支払いについて

2021年02月12日

人身傷害補償保険や搭乗者傷害保険でカバー

「車に乗ろうとしてドアに指を挟んでしまった」といったケースの場合、車に搭乗しようとして起こった偶然の事故となるため、搭乗者のケガを補償できる「人身傷害補償」「搭乗者傷害」の2つの保険でカバーをすることが可能です。

※人身傷害補償保険とは?

契約しているお車に乗り降りをしようとしたときにお怪我をした場合に支払われる保険のことです。例えば、子供が誤って車のドアに指を挟んでしまったり、したら人身傷害保険を使って治療費や慰謝料がおります。

また、相手の保険からは過失割合によって全額が補償してくれない場合もありますが、この保険をつかうことで全額を補償することが可能になります。

※搭乗者傷害保険とは?

契約をしている車に乗っている人が、事故により障害や後遺症を負った場合に払われる保険金のことを指します。(死亡した場合も含む)

この保険を利用できるのは、運転手を含め「車に搭乗していたすべての人」が対象となります。

範囲が広く、有効活用するべき保険ですね

保険金が支払われるポイントは「搭乗したかどうか」

車に乗って指を挟んだ、降りようとして足を挫いてしまった、といった動作は車に搭乗する動作としてみなされるため、一般的には保険金の支払いが可能です。なお、ここでよく言われることとしては「搭乗しているかどうか」といった定義付けがポイントになります。搭乗したかの定義については”座席シートに搭乗するまでの一連の動作”と定義されていたり”乗車のためにドアに手をかけてから、降車をしてドアから手を離すまで”と言われる場合もあり、正解はありません。しかし、車に乗り降りするまでにケガをしたら対象、といった大枠でまずは覚えておきましょう。

交通事故の加害者になったら、健康保険を使わないといけないのか?|上尾市

2021年02月4日

交通事故加害者になってしまった場合

交通事故の加害者の立場になってしまい、自賠責保険を使わずに自費で治療もしくは健康保険を使用したという方を多くみかけます。

ご自身が悪いために、自責の念からしょうがないと諦めてしまっているケースです。

加害者だからといって補償を受けることが出来ないことはありません。

加害者側の過失が9割で被害者側の過失が1割でもある場合は、ご自身の治療費などは自賠責保険から支払いを受けることが出来ます。

交通事故加害者になってしまった場合の『人身傷害補償保険』を使用するケース

人身傷害補償保険は、事故が起きて加入者がケガをした際に、過失割合に関係なく損害分の保険金が支払われます。

人身傷害補償保険は、保険金額を上限として、治療費・休業補償・慰謝料などの実際にかかった費用が支払われます。

人身傷害保険は実際の損害額の支払い
搭乗者傷害保険はケガの部位や症状別に支払いを行っていただけます。

 

交通事故・むち打ち症状は上尾市すぎやま整骨院へ

当院では整形外科との連携と交通事故専門の弁護士のとの連携をはかり、交通事故・むちうち症状でお悩みの方を全面的にサポートしております。

 

交通事故の治療に健康保険を使うときのデメリットとは?|上尾市

2021年01月21日

 

交通事故治療に健康保険を使うデメリット

書類作成や手配、事務手続きなどが煩雑で、仕事などをされている方では雑務に終れてしまう可能性があります。

交通事故で健康保険を使う場合は、書類を用意して健康保険組合機関に提出する必要があります。
任意保険会社が介入していると、書類作成などはすべて任意保険会社がサポートを行っていただけます。

治療に関わる費用を健康保険分として、持ち出しが出てします。
医療機関に通院する際に、健康保険内とはいえ、毎回のご自身で立て替えて、お支払いが発生してしまいます。

そうすることで、一定期間内の通院しかできない交通事故の治療が、毎回持ち出しが発生してしまうために通院ができなくなってしまう可能性があります。

通院ができないことにより、慰謝料なども低くなってしまうため、健康保険を使う際の注意点になります。

 

その点、自賠責保険では通院に関わる費用は一切発生しないため、通院しやすく、しっかりを補償を受け取ることができます。

交通事故・むち打ち治療でお困りの方は上尾市すぎやま整骨院へご相談ください。

 

過失がある交通事故の場合・健康保険を使うべき?

ご自身で加入されている保険会社に「人身傷害保険」の加入があるか聞いてみる。

人身傷害保険の加入がある場合では、自賠責保険にご自身の保険会社が一括で対応していただける可能性があります。

この際も健康保険を使うケースと、自賠責保険の一括対応をしていただくケースでは、慰謝料の部分や通院に関わる部分で大きく差異がでてきますので、上尾市すぎやま整骨院にご相談いただけると幸いです。
当院では整形外科連携と弁護士連携を行っていますので、安心してご相談、ご通院していただければと思います。

 

 

 

上尾市で、交通事故の治療をするときに健康保険を使わないといけないのか?

2020年12月22日

交通事故・むち打ち治療について

交通事故治療では、通常は加害者側の任意保険会社から自由診療分として治療費が支払われるため、健康保険を使って治療することは少ないです

 

どのようなときに健康保険の適用になるか

1被害者の過失が大きい場合

このようなときは健康保険の適用になることもありますが、自賠責保険を使い、治療費の負担をなくすこともできます。詳しくはご相談ください。

また、人身傷害保険というものがあり、健康保険の適用なしに自由診療でも保険会社が対応してくれるケースもあります。

2治療費が高額となる場合

治療費が高額になる場合は、健康保険の適用を行うケース多いですが、治療内容が制限されケースや治療する方の持ち出しも発生してしまいます。

3治療途中でるが、相手方の保険会社が一方的に治療の打ち切りを行った場合

健康保険を使用せざるを得ないことがあります。 しかし、被害者請求といわれる方法もあり自賠責保険に直接請求をすることも可能です。

この点が、非常に複雑な構造になりますので、詳しくは上尾市すぎやま整骨院へご相談ください。

 

健康保険使用によるデメリットも多くあります。

自賠責保険様式の診断書を発行してもらえないケースがあります。

健康保険を利用した場合、窓口で自己負担3割分の支払いが発生します。

この3割負担部分を自賠責保険に請求する際に、診断書が必要になります。医療機関によっては健康保険利用時に自賠責保険様式診断書の作成を拒むところも多いです。

後遺症診断書

基本的に診断書がないと後遺障害診断書の申請ができません。

リハビリ期間の制限

原則として健康保険ではお怪我をされた日から150日を経過すると、リハビリとして認められなくなってしまいます。延長される場合は必要性が認められれば制限の中でですが、リハビリは可能です。

 

まずは上尾市すぎやま整骨院へご相談ください

このように、交通事故における健康保険利用はデメリットも存在します。

もっとも、そのデメリットが発生しても回避する方法を上尾市すぎやま整骨院は知っています

保険会社から治療の打ち切りを言われて、健康保険で通院を続けるか悩んでいる等、健康保険利用時には、先に上尾市すぎやま整骨院へのご相談をおすすめします。

 

交通事故の過失割合は、誰が決めるのか?|上尾市

2020年11月9日

過失割合はいつ決まるの?

慰謝料や休業損害などと同じように、示談金が支払われる前に決める項目の一つです。

責任の割合を振り分けると考えればわかりやすいかと思います。

過失割合が9対1などになるケース

お互いが走行中に発生した事故の場合、被害者にも過失がつくケースもあります。

過失あれば、受け取る慰謝料が減額されます

示談金の合計額に過失割合分が減額されて示談金が支払われます→過失相殺といいます。

例えば、被害者の過失10%、示談金合計額が200万円の場合

200万円-(200万円×10%)=180万円

過失割合は誰が決める?警察?保険会社?

過失割合の決め方や誰が決めるのか

交通事故の状況によって過失は変わるため、「過失割合は警察が決める」と思っている人が多いようです。

これは間違いです!!警察が過失割合を決めることはありません。

過失割合は、はじめに加害者側から提示され、被害者側と示談交渉で決めるのが一般的です

示談交渉では、警察が作成した実況見分調書という書類で事故の状況を確認し、過去の裁判例を参考にします。

 

判例タイムズという交通事故専門書には、過去の交通事故事例や裁判例が掲載されており、状況が近い交通事故を参考に過失を決定していきます。

示談交渉がうまくいかない場合は、裁判や仲裁機関などで判断してもらうことになります。

過失割合のトラブルに注意。加害者側の提示は正しいのか?

過失割合は、保険会社との示談交渉でトラブルになりやすい項目の一つ。

  • 加害者の保険会社は、加害者の言い分をもとに、加害者の目線で過失割合を提示していること

加害者の保険会社から過失割合の提示があっても、疑問がある場合は鵜呑みにしないことが大切です。加害者は自分にとって都合の良いように、保険会社に事故状況を説明します。基本的に加害者の言い分が過失に反映されるため、被害者に不利なものとなってしまいます。

たとえば、相手方が前方不注意や道路の逆走など重大な違反をしていたことが原因で交通事故が起こったとします。

通常では自分は被害者なりますが、保険会社が加害者側の違反をふまえないと被害者側に過失があると判断されてしまいます。

では、事故被害者が自分に不利な過失割合を提示された場合、どう対処すればいいのでしょうか?

ご自身で判断するのはかなり困難です。

 

示談交渉で過失割合が妥当かどうかを知りたいときは

交通事故に詳しい弁護士のサポートを受けましょう。上尾市すぎやま整骨院では交通事故専門の弁護士様をご紹介させていただいております。

弁護士が交渉したことで、「過失割合が0%になった」、「過失割合が10%下がった」となるかもしれません。

そして、過失割合が変わると受け取る賠償金の金額が変わります

 

過失割合が、低い時でも弁護士に相談した方がいいのか?|上尾市

2020年11月7日

弁護士特約とは

弁護士特約(弁護士費用特約)とは、自動車保険にプラスして加入できる特約のひとつです。

弁護士特約を使うと、交通事故の示談交渉の依頼でかかる弁護士費用を、自分が加入している自動車保険の会社が負担してくれます。

 

弁護士特約の加入率

7割の⼈が弁護⼠特約に加入しています。

弁護士特約の内容

自分の自動車保険に弁護士特約が付いていた場合、弁護士費用がタダになるんですか?

完全に無料になるとは言い切れませんが、補償の結果、実質自己負担0円になることがほとんどです。なぜなら、300万を上限に費用を補償してくれるからです。

交通事故相談の相場で300万を超えることはありません。結果として弁護士費用は無料になります。

弁護士に相談したほうがいい場合

事故のことを誰かに相談したい

保険会社の態度や対応に不満がある

慰謝料の金額や過失割合に疑問がある

弁護士に依頼するメリット

慰謝料が1・5倍以上になる可能性がある。

面倒な手続きや示談交渉をすべて任せられる

正しい解決方法や慰謝料の増額に役立つ内容を教えてくれる

 

どんなときに弁護士特約を使うのか?

ここで大切なことは弁護士特約は契約自動車に乗っているとき以外の事故でも使うことが出来ます。

公共交通機関のバス・タクシーまた、友人の車などに乗車していた場合も使えます。

自転車や歩行中の事故でも使うことが出来ます。

弁護士特約が適用される人はどんなひと?

弁護士特約をつかえる人は

保険契約者
保険契約者の配偶者
保険契約者の同居人(家族)
保険契約者と別居している未婚の⼦ども
契約⾃動⾞に同乗していた⼈(家族以外でも可)

交通事故の被害者本人が弁護士特約に入っていなくても、家族や親が加入している弁護士特約が使えます

家族以外の場合は事故にあった同乗者であれば、友人でも弁護士特約が使えます。

自分の自動車保険に弁護士特約がついていなくても、家族が加入しているか確認してみましょう。

過失があっても弁護士特約は使えるの?

自分:加害者=2:8などの場合は被害者に過失が認められても、弁護士特約を利用することは可能です。

被害者の過失が100%の場合は弁護士特約を利用できないケースも多くあります。

弁護士特約を使うと保険料は変わるの?

しかし、弁護士特約の利用自体で翌年の保険料が上がることはありませんし、保険の等級が下がる事もありません

事故にあって保険を使うことで保険等級は下がるかもしれませんが、弁護士特約の利用と保険等級はまったく関係がないのです。

弁護士特約にデメリットがあるとすれば、オプションで保険料がかかることです。自動車保険によって異なるものの、年間1,500〜3,000円ほどかかります。

それなら安心して使うことができますね。

弁護士特約を利用した場合、どんなメリットがあるのでしょうか?

弁護士特約を利用すると、以下の弁護士に依頼する3つのメリットが実質無料で受けられます。

弁護士に依頼するメリット

慰謝料が大幅増額
保険会社とのやり取りを代行してもらえる
交通事故関係の今後の不安を解消してくれる

 

上尾市すぎやま整骨院では弁護士との連携をしっかりととり、適切な対応をしております。

交通事故に遭われた際は、まずはご連絡ください。

 

 

過失割合の計算はどのようにしたらいいのか?|上尾市

2020年11月5日

過失割合とは

交通事故が発生したときにのお互いの過失を割合で示したものです。交通事故の示談では「過失割合」が問題となることが少なくありません。

  • 過失割合の計算方法
  • 過失割合を決める際に注意すべきポイント

などについて解説していきます。ご参考になれば幸いです。

 

上尾市すぎやま整骨院でも過失割合についてよくご相談を頂いております。

過失割合10対0の場合

  • 信号無視で直進してきた自動車が横断歩行中の人をはねた場合
  • 信号待ちで停車中に後方から追突されてしまったような場合

には、加害者側が過失割合100%と判断されることになります。

 

しかし実際の交通事故では、当事者双方に何かしらの過失がある場合も多いといえます。

上尾市内でも交通事故が多発しております。年末にかけて発生率も高くなりやすいので、皆様ご注意くださいね

被害者側の落ち度がある場合

・お互いが走行中で、車線変更時の衝突事故の場合

・歩行者側が横断歩道や信号を無視した場合

被害者側にも落ち度があると判断されるケースもあります。

上尾市すぎやま整骨院では弁護士との連携もしております。過失割合に納得がいかない場合などは交通事故対応に詳しい弁護士をご紹介させていただいております。

上尾市内でも交通事故対応をしっかりと行える整骨院は少ないので、お困りの際はすぐにご連絡ください。

過失相殺について

民法(民法722条2項)で取り決められていることになります。

例えば、被害者側に100万円の損害が発生したときで、被害者側に20%の過失があるとき。
加害者側の賠償金額は、

100万円×(100%-20%)=80万円

ということになります。

過失割合は最終的な損害賠償額に影響を与えるので、交通事故示談でとても大切になります。

 

上尾市すぎやま整骨院では電話のみ・メールのみのご相談も多く寄せられております。

 

自損事故を起こしたときに、どの保険を使うことができるのか?|上尾市

2020年11月3日

自損事故とは

自損事故とは、運転ミスなどの過失によってドライバーが単独で起こした交通事故です。通常の事故と違い、「相手方」が存在しません。

例えば
・ガードレールに衝突した
・車庫入れ時のミスで車や電柱にぶつけた
・道路脇の溝や側溝に転落した

自損事故に適用できる保険(ドライバーや同乗者のケガなどが発生した場合)

①自損事故保険
②人身傷害補償保険
③搭乗者傷害保険

の3つの保険が適用されます。

後々詳しく説明していきます。
上尾市内でも自損事故はよくあるようで、保険の内容を知らないとせっかく入っているのに使われないケースもあるようです。交通事故でお困りの方は上尾市すぎやま整骨院へご連絡ください。

ここで大切なことは
人身傷害補償保険にはほとんどの方が加入しています。
整骨院でも自賠責保険同様の施術をうけることが出来ます。

上尾市すぎやま整骨院でよく聞かれること。

自損事故で怪我をされた方から

「自賠責保険で施術を受けられますか?」というご質問を頂きました。

自損事故の場合は自賠責保険の適用になりません。

自賠責保険は、交通事故によって怪我をさせてしまった相手の為に強制加入している保険なので、自分で交通事故を起こして怪我をしてしまった場合には適用することが出来ません。

 

しかし、「自損事故でも自己負担なしで施術を受けられる場合があります。」

 

ほとんどの方は、任意保険に加入していると思いますが、多くの場合で、対人・対物などの保険と一緒に「人身傷害補償保険」に加入されています。

「人身傷害補償保険」は、自損事故の場合でも施術費などの補償を受けることが出来る保険です。

ご加入されている保険会社に確認してみることをお勧めいたします。

 

運転手自身の車の損害

車両保険
が適用されます。

運転手の車以外の損害(ガードレールや電柱など)

対物賠償責任保険
が適用されます。

自損事故に適用できない保険

・自賠責保険(被害者救済のための保険のため、自損事故では被害者が存在しないため)
・対人賠償責任保険(自賠責保険の不足分に上乗せすることができる保険のため)

人身損害で適用できる3つの保険について詳しく説明します

自損事故保険

自動車保険に加入すると自動的に入っていることになるので、新たに加入する必要はありません。

保険金の支払い基準して
死亡・・・1500万円
後遺症が残った場合・・・50~2000万円(認定される等級によって変動)
要介護になった場合・・・200万円
入通院した場合…日数によって保険金が支給される(上限100万円程度)

つまり死亡でも1500万円程度が限度
重大な後遺障害が残っても2000万円程度が上限となります。
自損事故保険に加入していても補償は少ないです。

 

人身傷害補償保険

「実際に発生した損害」を基準に保険金が支払われます。限度額は自損事故保険よりかなり高くなることが多いです。

治療費
付添看護費用
交通費
休業損害
精神的損害
逸失利益
葬儀費用

限度額は設定により異なりますが、3,000万円程度としている方が多数です。

 

注意点

自損事故保険と人身傷害補償保険の関係

人身傷害補償保険は自損事故保険より補償の範囲が広くなります。
よって人身傷害補償保険が適用されると自損事故保険は適用されません。
人身傷害補償保険の限度額の範囲で補償を受けられます。

 

搭乗者傷害保険

自損事故で乗車しているすべての人に適用されます。

人身傷害補償保険と搭乗者傷害保険は両方が適用されます。
搭乗者傷害保険では、実際に発生した損害ではなく「定額計算」で保険金が支払われます。
たとえば「入院1日〇〇円」「頸部の骨折や脱臼の場合は〇〇円」などとされます。

人身傷害補償保険と搭乗者傷害保険に加入していれば、両方から補償を受けられます。

 

上尾市はファミリー層に人気のエリアになりますので、人身傷害補償保険や搭乗者傷害保険は必ず加入することをお勧めします。

自損事故を起こしたときに、点数は何点減点されるのか?|上尾市

2020年11月2日

上尾市内では交通事故が多く見受けられます。
普段から丁寧な運転を心掛けていても交通事故は誰にでも起こるものです。
もらい事故をそうですが、自分では回避できない不可抗力で事故に遭うケースもあります。路面凍結によるスリップや動物の飛び出しによる事故などです。

交通事故は『人身事故』と『物損事故』と『自損事故』にわけることが出来ます。

上尾市内でも交通事故の知識がある医療機関は少なく、交通事故後にどのような対応をしたらいいかわからず迷子になってしまっている方が多いようです。

人身事故と物損事故と自損事故の違い

人身事故では人の身体や生命にかかわる交通事故のことです。被害者の被害状況に関わらず軽度のケガから死者がでるような最悪のケースまでを、人身事故といいます。

法的処分もあります。

物損事故では、車などが壊れた交通事故のことです。また、車以外にも電柱、ガードレール、信号、フェンスやブロックなどがあります。
また、死者はいない状況でもけが人がいるケースがあります。

法的処分はなく、免許証の点数に影響ありません。

 

自損事故では人や物はきづつけていない状態で、自分の車だけの損害のときのことです。
もちろん法的処分はなく、免許証の点数に影響はありません。

上尾市内では人身事故が人身事故が多いようですが、物損事故や自損事故を起こっているようです。

法的処分について

「物損事故」は違反点数の減点はなく、刑事処分や行政処分の対象にもなりません。

「人身事故」は行政処分(免許停止や免許取消)、刑事処分(罰金や懲役、禁固などの刑罰)、民事処分(損害賠償金の支払い)の3点が科せられます。

ただし、「物損事故」を起こした場合も速やかに警察に通報する必要があります。相手はおらず駐車中のクルマに軽く接触しただけだからと通報をせず現場を離れてしまうと、「当て逃げ」と見なされ、刑事罰が科される可能性があるので注意してください。事故にあった際の警察への通報は義務化されています。

物損事故の場合は、免許証に影響はないため、ゴールド免許を翌年も引き継ぐことが出ます。

注意点として
飲酒運転中の物損事故や当て逃げになってしまうと、免許証に影響が出てくるので注意が必要です。

また相手がいる物損事故の場合は、途中から人身事故に変更されるケースもありますので、ここも注意が必要です。

上尾市内で飲酒運転はあまり聞きませんが、物損事故で『当て逃げ』を行っているケースはよく耳にします。当て逃げは法的な処分がありますので、必ず警察の介入をお願い致します。

簡単にまとめてみたので、皆様の知りたい内容がわかるように、不定期に交通事故に関わる豆知識を更新していきます。

自損事故にあったときに、警察に電話した方がいいのか?|上尾市

2020年10月30日

自損事故を起こしてしまった場合まず第一に保険の対象内で補償していただけるものになるのでしょうか?

自賠責保険や任意保険などの補償はどこまで効果があるのでしょうか?

 

このあたりについて詳しく説明してきます!

 

 

自損事故とは

自損事故とは運転者が自ら単独で起こしてしまった、事故のことを言います。
簡単に説明すると相手がいない単独の事故のことです。

例えば、運転操作を間違えてしまい、電柱に衝突してしまった場合や自宅車庫での誤操作による事故などがこれに当てはまります。

自損事故を起こしてしまった時の保険について自賠責保険と任意保険の2種類の保険について、説明していきます。

自賠責保険とは

自賠責保険は、交通事故の被害者救済のための保険です。
よって補償範囲は対人事故における相手方の損害賠償のみになります。
つまり自損事故による自賠責保険からの補償を受けることはできません。

注意点として同乗者が怪我をした場合は同乗者は自賠責保険から補償を受けることができます。運転者の過失により同乗者にケガをさせてしまったからです。ここを知らない方が多くいますので、覚えておくといざというときに役に立ちます。

任意保険

任意保険になるので自損事故に対応する補償を付けていれば、補償を受けることができます。

自損事故で3つの保険の区分します。

人身傷害補償保険

契約自動車が事故により、乗っていた方がケガをしたときに支払われる保険です。自損事故で適用になるほか、相手がいる事故で相手に過失がない事故のとき適用になる保険です。

自損事故保険

人身傷害補償保険が適用不可で、自損事故によって運転している人が死傷した場合に保険金が支払われる保険です。

人身傷害補償保険と自損事故保険のどちらも適用できる場合は、人身傷害補償保険が優先的に適用されます。

搭乗者傷害保険

人身傷害補償保険同様に、契約自動車に乗っていた人が事故によってケガしたときに保険金が支払われる保険です。

人身傷害補償保険と併用できるので両方の保険からも保険金が支払われます。

特徴として加入時に設定した定額が支払われるので、最も早く保険金の支払いを受けることが出来ます。

 

任意保険の加入について

 

「自損事故保険」は契約時に自動で補償対象に入ります。「人身傷害補償保険」と「搭乗者傷害保険」はオプションとなっていることが多いです。

ここが大切

自損事故の場合でも警察に届出を行って交通事故証明書の交付を受ける必要があります。

警察に届け出を行い交通事故証明書がなければ、任意保険の補償対象となっていても補償を受けることができない場合がありますので、注意しましょう。

任意保険対象外の事例

  • ・麻薬、大麻などの影響で正常な運転ができないおそれがある状態での事故
  • ・酒気帯び運転に相当する状態での事故
  • ・盗難車での事故

 

 

 

 

 


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